前年比第一四半期のゴルフ事業の伸びは堅調!
さて、2019年6月14日に発表されたバリューゴルフの第一四半期決算説明資料を「ゴルフ事業」にフォーカスして見てまいりましょう。(バリューゴルフには、トラベル事業もありますが、ゴルフのメディアですので、取り上げません。)
さて、ゴルフ事業については
- 1人予約ランドユーザー数:121.6%
- 1人予約ランド予約数:117.9%
- ゴルフ用品ECサイト売上高:120.6%
であり、好調な伸びを見せています。
60万人を視野に入れているということで、
レジャー白書発表の2017年の年間ゴルフプレイヤーが670万人
引用元:パーゴルフプラス
というこの記事を元に考えるとだいたいゴルフプレイヤーの1/10に到達する勢いだということですね。
ウェブサイトを見ても、とても親しみやすい感じですね。もしかしてスマートフォンサイトはないのかと思って見たんですが、ありました。一方、スマートフォンアプリはありませんでした。
例えば
- 若者に使われているアプリ、メルカリはスマートフォンアプリを中心に発達してきた、かつ
- 最近は若い人でゴルフをたしなむ人が減っている
ことなどを勘案すると、年配者がターゲットなのかもしれないですね。
実際のサイトで利用者を見たところ、ゴルフ予約ランドのアンケートによれば、
- 日程調整が面倒、ラウンド回数を増やしたい
など、様々な人の要望を満たすのに適しているようです。確かに日程調整って大変ですものね。ゴルフ場を予約したらそのあとはゴルフ場に現地集合すれば良いようです。全く知らない人と回るという気楽さはありつつ、一方で会社の同僚と時間を合わせていく、というような緊張感はないので無事着くのかここ1年回っていないosusumeとしては不安になりますが。
また、登録済ゴルフコースの数も伸び続けており、2018年には1000コースを突破しました。全国のゴルフコース数は2019/9/8時点で1448件ですので、残すところあと500コースという感じですかね。ざっくり1年あたり100近く増えているので、2024には全て到達してしまいそうな勢いです。
47都道府県から検索もできます。これは便利です。
バリューゴルフ大崎には何があるのか?
さて、ECについては特に売れるためのクラブなどを開発しているということで、さらっと飛ばしますが、気になるのは
「レッスンは受けずに練習だけしたい」というゴルファーからのニーズへの対応に注力。
という箇所です。鍵は「バリューゴルフ大崎」ということで、ホームページを見に行って見ました。
ホームページを見る限り、室内の練習場のようです。東京の大崎駅直結ということで、都心のど真ん中で極めて好立地にできているんですね。さて、ここでは練習以外にもレッスンを受けられるようですが、一体おいくらなんでしょうか。
プロの方からレッスンを受けられるとのことですが、ライザップゴルフと比べて一回あたりの料金はいかがでしょうか。これまでにご紹介した記事から比較すると
- RIZAP:16回数34.8万 ⇨ 2.2万円/回
- バリューゴルフ大崎:12回21万円 ⇨ 1.75万円/回
という感じです。若干ライザップゴルフ が高めですね。これは手ぶらで行くことができる、などの付加価値による違いがありそうです。
また、検索していて気づいたのですが、こちらのバリューゴルフ大崎はもともとe-golf stadium大崎というところを1500万円で事業承継したようですね(記事はこちら)。
急激な勢いで店舗数を伸ばすライザップと、予約を押さえに行っている一人予約ランドのバリューゴルフ、今後も目が離せません。引き続きおすすめゴルフアプリ ドットコムはこれらの企業の動向を追いかけて、レポートしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!