冒頭から前回の話をひっくり返す感じで恐縮ですが・・
前回RIZAPゴルフの戦略を紹介する予定、と書きました。ただ、そこまで明確に有価証券報告書ではRIZAPゴルフの記載がなかったので、決算発表会の資料から抜粋していこうと思います。これは、RIZAPゴルフがまだRIZAPの中で新規事業的な扱いにいて、そこまで売上高が他の事業に比べて大きくはないことが要因だとみています。ただ、決算発表会の資料から思った以上に面白い話が載っていたので、気を取り直して紹介したいと思います!
まずは直近の店舗数から。
六本木一号店から始まったRIZAPゴルフの店舗の伸びがすごいことになっています
こちらは、RIZAPの2019年3月期第2四半期決算説明会資料を参照しました。
極めて順調に伸びており、直近決算では1ヶ月あたり2店舗がオープンしているようです。このペースで行くと、三年後の2022年の第二四半期には100店舗(ゴルフパートナーの打ちっぱなし練習場数程度)を突破する勢いです。
こちらは、ゴルフパートナー公式サイトを参照しました。
なお、ゴルフパートナーは2006年から2018年ということで12年かかっているところを6年で達成するので単純に考えると2倍速ですね。
では、RIZAPGOLFの何が受け入れられているのでしょうか。RIZAPゴルフの最新サイトから紐解いてみます。
(1)データでスイングを可視化
とにかく主観的になりがちな自分のスイングを客観的に知ることができるようですね。大まかに言って、
- 弾道シミュレーター
- クラブの軌道測定
の2つがあるようです。前者で打ち出し角度を、後者でスイングの癖を特定できるようですね。
また、地味にこれはこのサイトの管理人としては地味に気になるんですが、
・レッスンアプリGOLF LESSON
と
・スコア管理アプリGOLF SCORE
というアプリがあるようです。なんだか後者のアイコンは前回紹介したパシャッとスコアと似てますね笑
(2)理想のスイング作り
細かいところはよくわかりませんが、理想的なスイングの軌道を明らかにできるようです。
(3)最適なクラブフィッティング
フォームが良くても道具が一致していないと、スコアは伸びない、ということだと思いますが、
・定量/定性の両面から自分にあったクラブを知る
ことができるようです。
すぐに試打できると、「自分に合った」道具の選定も簡単でありがたいですね。
(4)RIZAPが誇るフィジカルサポート
ここはCMがより有名なRIZAP本家の指導ノウハウが効いているのでしょう。ゴルフは本来そこまで体力がなくても楽しめるスポーツですが、姿勢の偏りを直したりする指導もしてくれるようです。至れり尽くせりですね。
最高の立地とグローブのみ持参でトレーニングできる件
さて、立地に関する特徴ですが、
・駅から徒歩約10分
とのことです。また、練習をするのに道具・ウェア・シューズ不要とのことなので、会社の帰りにもサクッと寄ることができるのは最高ですね。
思うに、RIZAP GOLFに行かれるような方は、割と「短期でスコアを上げたい!効率よく上げたい!」という方が多そうで、「時間が有り余っている」という方は少ない印象があります。実際に、管理人osusumeの知り合いでRIZAPゴルフに行っていた人も、バリバリ昼間は働いてる中で時間を見つけて行っている感じでした。このように忙しい人たちが、道具を持って行ったり、職場から遠いところにわざわざ移動する、という手間を省いて一気に「上手くなる」という一点に集中できるのは、本当にいいサービスだと思います。(欲を言えば私も受けてみたいです)
で、気になるお値段おいくら万円?
さて、ここまで最高なRIZAPゴルフなんですが、一体いくらするんでしょうか。
2019年8月27日時点の最新情報だと、
通常コース
https://www.rizap-golf.jp/plan/
16 回 ¥348,000 (税別)
24 回 ¥492,000 (税別)
32 回 ¥624,000 (税別)
とのことです。(他にも複数プランがありますが、これが一番標準的なようでした)
うーん、ちょっと高いかな・・・
ただ、一人で打ちっぱなしに行っても自己満足に至るだけで、まだ自分がどのレベルかとか客観的にわからないんだよな、、、という心理を絶妙にくすぐってくる価格帯ですね。今私はゴルフ熱が少し冷めていますが、またゴルフを始める際には確実にお世話になると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!