さて、アルペンといえば、スキー用品のイメージが強い感じです。しかし、前回の記事でもご紹介した通り、直近では、ゴルフ5、スポーツデポに店舗数が押されており、すっかりゴルフとスポーツの会社になった印象です。では、本日も2019年6月期の有価証券報告書を元にその業績を見て参りましょう。
直近3年の業績推移は?

まず、初めに直近3年間の業績を見てみましょう。
売上高は2017-2018比較で103.4%、2018-2019比較で100.2%と微増しています。営業利益率は1-2%で、2019年は0.67%まで下がっていますね。
セグメント構成は?

まず、バリューゴルフのセグメントは
- ウインター
- ゴルフ
- 一般スポーツ
- その他
の4セグメントから成り立っています。
中身を見ると、売上高が一番大きいのは「一般スポーツ」で、それに次いで「ゴルフ」が並んでいますね。やはり、年齢によらず楽しむことができることが裾野を広げているのでしょうか。
負債と資産の関係は?

次に、財務状況を見ていきましょう。
まず、バランスシートより。
直近3年で自己資本比率に大きな変動は見られません。自己資本比率は安定して高い状態を保っているようです。
キャッシュフローの推移は?

続いて、キャッシュフローを見てみます。直近3年のトレンドとしては、2019年までプラスだった営業活動によるキャッシュフローが2019年にマイナスになっていますね。
気になる直近の株価は?

最後に直近の時価総額についてみてみます。2019年10月4日時点の株価は1675円で、時価総額は約67.8億円となっています。株価は2006年1月以降下降トレンドにあるみたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!